2020/07/04 16:25

読んでくれている人が少ないであろうという事に甘えて

今回もメモや独り言のようにブログを綴っていこうと思います。



個人的な事。


先日、昔から来ていただいてるお客様が久しぶりに店頭に遊びに来てくれた。


昔から黒を主とした服装が好きな方だったが、

その日は珍しくCOMME des GARCONS SHIRT らしさのあるストライプ柄のアーム切り替えのシャツに、

何やら珍しいデニムを履いていていらっしゃった。


そのデニムは通常よりも大きくとられたバックポケット、

何とも形容し難い色落ち、ねじれの入った立体的なパターン、

ワークな雰囲気を感じさせるのではなくエッジの効いたデザインの


『Levi's RED』


懐かしい。


実際には僕世代が懐かしむのは少しズレている。

僕より一回り年上の方々の時代に、

一世風靡したLevi'sのコレクションライン。


だがそれでも見栄を貼って懐かしがりたくなる。



思わず


『Levi's REDですか?カッコいいですね。』


と話を遮ってでも声をかけてしまった。


そこから話し込んでしまい、お客様にも僕の長話しに付き合ってもらった。


話しながらもやはり履いているLevi's REDに目がいく

時代を超えてもカッコいい。


イケてるお客様が履いてるからか、

今の時代にあえて履いてるからか、

物が持つ魅力以上にカッコいいと感じる。


その時ふと、(あー…僕も明日履こう…。)

と考えた。


20歳になる手前の僕は、人生の大きな節目という事で

親友に誕生日プレゼントをねだった。


当時大阪のアメリカ村に通い始めた頃で、

現在働いてる会社でもある大阪KAKAVAKAと

その系列店によく足を運んでいた。


そこで僕のプレゼントを探したい!

という事で当時の店員の方に

オススメを聞いた。


今でも覚えている。

試着室前で待っていると

Levi's RED持って来てくださり勧められた。


一目でそのデニムが持つ魅力的な雰囲気に惹かれた。


だけどそのデニムは当時の僕らには高かった。

服を好きになり始めた当初だったので、

普段なら手が出ない値段だった。


だが馬場は僕の誕生日を祝うとう事で

すんなりと買ってくれた。

格好つけて。



フロントとバックで差のある何とも形容し難い色落ち、



通常よりも大きくとられたバックポケット、



ねじれの入った立体的なパターン、

そのどれもが現在も魅力的で
今も尚、買ってくれた時の嬉しさを覚えている。




僕自身もまだまだ人間的に未熟だから
SNSでの情報ばかり見ていると、
他の人に対してや、持ってるいる物、居る境遇、などを
羨ましく感じてしまう時がある。

でもたまにふと、このデニムを見ると、
自分自身も他の何にも変え難い、
素晴らしく価値のあるものを持っているんだと
思い出させてくれる。


今改めて人の想いが詰まったモノによって与えられる
人生の豊かさを感じる良い機会なのかも知れない。



KAKAVAKA 壮